【逸品】「心地良さ」の追求

会員企業名	㈱ジー・ディー・エス	創業	1997年
会員名	大関 泉	業種	飲食業
所属支部	浜松支部	従業員数	正規36名　パート約200名
会暦	2018年3月入会	事業内容	炭火焼肉「牛角」エリア　FC本部（静岡県/甲信越エリア）、居酒屋「かまどや」エリア　FC本部（東海/甲信越エリア）、飲食業コンサルティング、Buzip社長.tv　静岡・長野・山梨代理店

浜松の若者に楽しんでいただき、元気になってもらいたい！

　浜松市西区大久保町にある㈱ジー・ディー・エス。取締役の大関泉氏を訪問しました。同社の事業内容は、炭火焼肉「牛角」などのＦＣ本部としての役割や飲食事業コンサルティングです。１９９８年にビオラ田町地下に「宗家にんにくや」をオープンしたことが縁で「牛角エリア本部」契約を結び、同社の継続と成長に繋がっていきました。その後、リーマンショックや東日本大震災により日本に元気がなくなっていた頃「地域を元気にしたい！」との想いから、全社員の総意で地元浜松に地域と共存する農園レストラン「緑の谷のごちそうテラスCoCoChi」を開店。さらには、世界に想いを発信する日本のリーダーｗｅｂサイトである「Buzip社長.tv」を開業し、１００年企業に向けた歩みを着実に進み、今年で会社創立20周年を迎えます。

「心地よさの追求」という創業の精神

　大関氏は、自社のすべての基本は「心地よさ追求業」という理念にあると話します。“サービス”という分野を通して、お客様一人ひとりの心に残る“心地よさ”という経験を創造し、その経験をお客様と絶えず共有し続け経験経済を追求する企業でありたいと考えています。いかに楽しんで頂き、喜んで頂き、心地よさを感じて頂けるか。心地よさを分かち合い、その気持ちを通して、お客様も私達も共に成長していく。これこそが私達が追求する心地よさ共有のゴールだと話してくれました。

１００年企業へ向けた決意

　今年で会社創立20周年という節目を迎えた同社は、ここから第２ステージ（第2の創業）に入っていくなかで、より顧客視点を重視した「全員参加型経営」に取り組んでいます。社員全員が社長になりたいと思い、誰でも社長になれる会社を目指しています。その為には、一人ひとりが最善をつくし、チームとして「集合天才」になること。と言います。「社員・関係各社・お客様にとって『絶対必要な会社』を社員全員で創っていきます。」と１００年企業へ向けた決意を話してくれました。

【取材を終えて】

今回の取材を通して、社員一人ひとりが主体性を持って行動することの大切さや難しさ、そこに経営理念の浸透が大きく関わっていると改めて感じました。

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取材・記事　楠林 壮太氏 （塗り物アート かがや・浜松支部）