女性経営者、挑戦の軌跡! さらなる顧客満足を目指して学び続ける! ラウンジ ジャジーラ 代表 石山 美歌氏(御殿場支部)

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女性経営者、挑戦の軌跡! さらなる顧客満足を目指して学び続ける!

ラウンジ ジャジーラ

代表 石山 美歌氏(御殿場支部)

事業内容:飲食・サービス業、スナック経営、バー等

社員数:1名(アルバイト15名)

創業:2001年

入会:2019年1月

所在地:御殿場市新橋2032-11

 御殿場駅から徒歩3分で訪問先の「ラウンジ ジャジーラ」に到着です。代表の石山美歌氏は、2019年1月に入会した新人会員。市内でスナック・バーを経営しています。市内でも有数の人気店であり、店内は清潔感があり落ち着いた雰囲気。石山さんのセンスの良さを感じさせます。今年で創業18年の人気店は、どのように成長していったのでしょうか。


市内では前代未聞!24歳でスナックを起業!

 石山氏が起業したのは2001年、24歳のときでした。人に喜んでもらうのが好きで飲食店をもつことが夢だった石山氏は、レストランやスナックで勤務した経験を活かし、独立・開業。自身の理想のお店創りをスタートさせました。「店舗名のジャジーラはアラビア語で島という意味です。響きや字の雰囲気で決めました。そのときは若くて何も考えていませんでした」そう笑って話す石山氏。当時の御殿場で24歳という若い女性が個人で店舗をもつという例はありませんでした。老舗の同業他社や顧客に認めてもらうため、必死でがんばってきたとのことです。18年の積み重ねの中で、自分なりの経営方針・従業員教育・ファン創造を試行し、今のジャジーラがあるのでした。


想いをカタチに!「イシヤマミカお笑い学校教訓」?

 開業後、キャリアが浅く若い石山氏には苦難の連続でした。特に、自分と齢の変わらない従業員への教育は難問でした。そのために、店舗の接客方針を自分なりの言葉で書きとめ、従業員と共有することにしました。それが「イシヤマミカお笑い学校教訓」です。石山氏は当時からのメモや書き足した膨大なそれを見せながら「今になって見返すと、経営理念というにはあまりにもひどい内容です(笑)。ですが、若くて経験のない私が自分の理想をカタチにする上で、軸になってくれたと思っています。女の子たちにも自分の想いを知ってもらうよいツールになりました」と話してくれました。今のジャジーラを創りあげたのは、石山氏の熱意と努力の積み重ねによるものだと感じました。教訓には「気づける女子になって欲しい」という想いも。それについては「私はこういった業種でしか通用しない女の子を育てているつもりはないんです。仕事を通じて、どこでも通用するような女子力を身につけ、ステキな女性になって欲しいと思っているんです」と語ってくれました。


進化する想い。新しい経営スタイルを目指して!

 同友会に入会した石山氏は、さらなる「人との出会い・繋がり」に期待をしているとのこと。また、経営者としてもう一歩踏み込んだ知識やスキルを身につけたいとのことでした。今後の展望として話してくれたのは「カウンセリング」について。お客様の多くは男性ですが、お酒がすすむと仕事や家庭の悩みを相談されることもしばしば。そんなときのためにカウンセリングについて専門的に学び、悩みを抱える人たちの役に立てるようになりたい、またそういうサービスを加えていきたいとのことでした。その形態はスナックにこだわらず・男女を問わずとのこと。経営者・石山美歌氏の挑戦は、同友会での学びを得て、さらに加速・発展していくようです。

取材:御殿場支部 組織広報委員会
取材:岡村 武典氏(合同会社岡村商店・御殿場支部)
取材・撮影:勝間田 誠氏(㈱文化堂・御殿場支部)
取材・撮影:片野 貴一郎氏(㈱モスク・クリエーション・御殿場支部)
取材・記事:岩渕 貴司氏(㈱KTSオペレーションTHE GOTEMBAKAN・御殿場支部)