カテゴリー:新着情報
8月21日(水)サンウェル沼津にて沼津支部8月例会がおこなわれました。参加者数約70人と会場は会員さんの熱気に包まれていました。
報告者は㈱トライ・カンパニー 水田裕文氏(代表取締役副社長)。
平成2年4月に沼津港湾の倉庫の一角で創業した同社。県内では保冷剤の製造をする先駆け的な会社でした。同じく沼津港で㈱芹澤パッケージという包装梱包資材や厨房道具などを販売していた会社の芹澤順一社長が、パッケージの展示会で「保冷剤を製造する機械」を見つけ事業化に動きました。
沼津の干物加工屋から、グルメ街道のお土産屋、伊豆半島の水産加工品、浜松のうなぎ加工業者などから営業を始め全国に広がりました。とにかくゼロからのスタート。すべてがトライでした。
創業から8年後、3名の代表体制に変更。社長は財務総務を始め、会社の顔として社風づくりなどに取り組む。水田副社長は生産活動、販売活動を行う。専務は開発から海外事業を手掛ける。
昨年の震災後には、光触媒を利用し水がくさらないタンクの生産で売り上げを大きく伸ばしました。また、昨年にも増して節電の必要性が取り上げられる中、保冷剤の需要はますます増えています。
様々なタイプの保冷剤の開発秘話なども聞け、決して成功だけで今のトライカンパニーがあるわけではないと報告しました。
ものよし、人よし、価格よし。笑顔があって、元気がある。トライカンパニーは今後もトライし続けます。