【シリーズ羅針盤】2012年8月第15回 原山雅光氏(㈱原山)

カテゴリー:経営指針

5期「経営理念を作る会」に参加して

50歳になり会社をもう一度一から見直そうと思っていた時期に同友会に入会しました。経営指針を創る会があることを知り、すぐに参加しました。

その年の9月にリーマンショックがありました。丸山講師に売り上げが○○パーセント落ちても大丈夫な経営計画に作り直しなさい。と言われました。その後30%ダウンで、通期でも15%ダウンでした。手をうてないまま赤字転落。翌年も赤字でした。こんな経験はないとお客様もおっしゃいました。

一昨年からやっと黒字基調になりました。コンピューターはデジタルですが、人のやることはアナログです。我々はアナログを磨くことでこの時代を生き抜けると思います。今、改めて経営理念を元にした経営が大切だと思います。

スタッフとして参加させて頂くと受講生の時と違い客観的に見えます。もがき苦しんでいた自分がそこにいるので、自分の事のように意見が出せます。創る会の良いところはそういうことではないかと思います。今の自分の悩みをさらけ出して初めて気がつくことがたくさんあります。

どうしたらいいか迷っていたら迷わずやってみること。答えはその後に来ます。後で考えれば「あ、そうか」と単純ですが、それが分からないから悩みます。みんな同じだと言うことにも気がつきます。

おかげさまで予算とほぼ同じ決算を出させて頂いていますが、これも創る会のおかげだと思います。今、道のりは遠いですが、社会貢献のできる会社を目指しています。みなさんも創る会で学べば、気づきが深められ迷いや悩みが晴れるのではないかと思います。
     
                        5期作る会 受講生 原山雅光