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12月12日(水)、静岡大学人文社会科学部で静岡大学連携講座「企業経済持論Ⅳ」第11回の講義を深川 知久氏(㈱ソイルパッション)が行いました。
大学時代から農業を志し、一度は企業に就職しましたが、脱サラして農業を始めました。経営理念は、1.土への情熱、2.仲間への情熱、3.地域への情熱です。中でも地域への情熱が農業をする上で一番大切だと考えています。地域の支えがあってこそ会社が成り立っています。
市場流通による価格乱高下リスクを避けるため、契約栽培に取り組んでいます。そのため生産計画も立てやすく、売れ残りリスクも少なくなります。誰がどのように食べてくれているのかもわかり、仕事の意欲も湧きます。
農産物メーカーとして、安心・安全な野菜づくりは当然と考え、安定供給のため毎年のPDCAを繰り返し、作付けの精度を上げていく努力をしています。さらに食べて健康になれる高機能食品を目指し、特別栽培基準による栽培をしながら、ビタミンの含有量や土壌の分析をしています。
きつい・汚い・臭いの3Kから、かっこいい・感動できる・稼げるの新3Kへ、農業のイメージを変えることを目指しています。これから農業を志す仲間が増えて欲しいと願っています。