12月4日(水)静岡大学連携講座「企業経済特論Ⅳ」第10回講義が行われました。

「今、農業がおもしろい」をテーマに深川知久氏(㈱ソイルパッション・榛原支部)が講師として登壇しました。同社はレタスを中心に、サニーレタス、グリーンリーフ、ロメインレタス、枝豆、とうもろこしを中心に契約栽培を行っています。

野菜は価格変動が激しく、安定した経営が難しいと言われていますが、契約栽培を開始したことでお客様は仕入れ単価の変動の影響が受けにくくなり、安定した数量を確保できます。生産側のメリットとして、販売価格が市場価格に左右されないので経営計画が立てやすい点、お客様の生の声が届く点、お客様と共同開発できる点を挙げました。

お客様の信頼を得て、共栄できる会社を構築し、「今後は地元の幼稚園や保育園の食育にも携わり、地域貢献していく」と語りました。最後に「授業を受け、少しでも農業に興味を持ち、就職活動に活かしてほしい」と学生に伝えました。