理念・指針の浸透はお客様と環境のために~勝又商事

カテゴリー:会員訪問記

㈱勝又商事

専務取締役 勝又 洋明氏(御殿場支部)

事業内容:一般廃棄物中間処理業務(破砕・圧縮処理)

一般・産業廃棄物収集運搬処理業務委託

設  立:1973年(昭和48年)4月

社 員 数:25名

入  会:2008年2月

所 在 地:御殿場市中畑1796-8

U R L :http://www.katsumata-shoji.jp/

御殿場市・小山町の一般廃棄物収集運搬処理事業、および産業廃棄物、中間処理事業を行っている同社、市内在住であれば収集運搬車を見たことのない人はいないといえるほど、市民にとってなじみ深い会社です。普段もの静かな勝又氏の、お客様に対する、そして環境とリサイクルに対する熱い思いがありました。

お客様第一を考えた様々な取り組み

到着してまず目に止まるのは、「ISO14001認証取得」の看板です。お客様に対して信用を上げる為に取得したISOでしたが、維持していくために普段から社員が環境美化を意識する事で、社内の意識改革にも繋がったそうです。「ゴミ屋さんだからこそ、環境に配慮した徹底的な取り組みが必要なんです」

また、2013年4月に、BCP(事業継続計画)の認証も取得しています。「災害が起きた時には我々が真っ先に駆けつけなくてはなりません。これもお客様のための取組みです。」と語っていました。

 

徹底した理念と指針の浸透もお客様のため

もう一つの取組みが、「経営理念と経営指針の浸透」でした。勝又氏は「うちに運ばれてくる時はゴミでも、分類・処理・加工することで“製品”に生まれ変わります。しかし作業者の意識が低いと、製品価値が下がってしまい、リサイクルを妨げてしまいます。そのため、理念の浸透は時間をかけてでもやらなくてはいけない事です。」と語りました。毎日行われる朝礼で理念・指針を唱和するのはもちろん、社員は理念・指針を印刷した名刺大のポケット冊子を必ず持ち、常にお客様本位、環境美化、リサイクルの推進を全員で徹底しているとの事でした。

取材・記事:大川 隆久氏(フヱタ工業㈲・御殿場支部)

取材:勝間田賢一氏(㈱駿河調査設計・