【シリーズ羅針盤】2014年8月 大石 貴啓氏 タイケイ㈱

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私の会社は、包装資材の卸・小売業を営んでおります。物心ついたころには先代が操業しており、
漠然とですが家業を継ぐものだと思い過ごしておりました。

4年前に代表に就任し、経営は何かという事も分からずに悩んでいた時に、支部の会員さんに勧め
られ9期生として創る会を受講しました。

それまでは売り上げ目標を達成することだけを考えて仕事をしていたので、受講生・スタッフの皆さんの会社・社員・地域への思いに触れ、私にはその様な思いが希薄だと感じました。

毎回の宿題においても、全く書けず、今の自分を知ることができました。受講期間では、満足な指針書を創りあげることが出来ませんでしたが、経営者として覚悟をもち新たなスタートを切ることができました。

卒業して2年が経ちました。その間に理念の発表、毎朝の清掃を行いました。営業会議もやり方を変え、年に一回だった個人面談も回数を増やしました。まだまだ風通しの良い職場環境とはいえませんが、チラホラと本音も垣間見えるようになっています。

今現在もスタッフとして創る会に参加していますが、9期の仲間も半数以上が参加しており、改めて一緒に学ばせて頂けた事に感謝しています。自分の理想とするよい会社・よい経営者に近づけるように義務感ではなく使命感をもって一歩ずつ進んでいきます。 

経営指針を創る会9期卒業生 大石 貴啓氏(タイケイ㈱・志太支部)

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