カテゴリー:会員訪問記 / 支部別記事 / 新着情報 / 浜松支部
人財育成で成果の出せる組織づくりをサポート
㈲キャリア・アップ
代表取締役 須山 由佳子氏(浜松支部)
事業内容 経営者・管理者研修、新入社員・中堅社員研修、コーチング講座、組織活性化・チーム力強化・報連相研修等
設立 1994年1月
社員数 正規1名、パート1名
入会 2010年12月
所在地 浜松市東区上新屋町228-2
URL http://www.career-up.co.jp/
人生の可能性を見出す
約3年の銀行勤務を経て浜松の大型小売店に就職しました。お客様と最前線で接する業務を行っていたある日、上司から接客研修を薦められました。これがきっかけとなり、正社員に登用、教育トレーナーとして、各店舗の新人・既存スタッフらに研修を行いました。一歩ずつ成長していく自分の可能性を実感できたと言います。その後中小企業を対象とした経営コンサルタント会社に入社。営業から研修、そしてフォローまで一貫業務を体得しました。そして平成6年、「社員一人ひとりの可能性を引き出し、やる気集団を創造する」をモットーに独立しました。
より具体的な数値的成果を発信する
設立して10年後、転機が訪れました。体調を患い手術を受け、5年に渡る治療で、体力が落ち気力が空回りする時期が続きました。もはや一人では限界で事務処理・資料づくりを行ってもらう社員を雇用する必要がありました。現在は「組織を元気にするサポートをして、いかに数値的成果に結び付けるか」を研修の礎に、シリーズ立てて研修を提供しています。特に、組織内でリーダーが部下を巻き込む研修が得意とのことです。成果は本当に出るの?など鋭い質問に答えていくために、残業時間の削減、売上増、ミス低減などの成果数値で捉え、HPやニュースレター等で発信しています。HPはアクセス数、人気ページ、検索ワードを解析し、月次の定点観測で社員と共有を図っています。
社員と共に会社を創り上げていく
須山氏は研修に出会い、自分が変わり、自分の可能性を感じました。そして人が持つ可能性を引き出すことに生きがいを重ね、現在に至っています。4年前に同友会へ入会して第8期経営指針を創る会を卒業しました。同期やスタッフの協力の下、自社を徹底的に見直しました。経営方針はラミネート加工して社員に渡し、達成に向けて話し合いも定期的に行っています。最近はHPからの依頼も増えていると言い、少しずつ成果に結びついてきました。理念の一つ、トップダウンでなく、社員は我が社のパートナー、社員と共に会社を創り上げていきたいと語りました。今年はアタック25で会員訪問をし、参加者の多い例会を実現させたいと浜松副支部長としての決意がありました。
取材・原稿:杉本 敏雄氏(㈲浜名シスコム・浜松支部)