企業間を頭脳で繋ぐ「スイッチングハブ」 ㈱富士トレーディング

カテゴリー:会員訪問記 / 富士支部

企業間を頭脳で繋ぐ「スイッチングハブ」

㈱富士トレーディング

代表取締役 遠藤 正人氏(富士支部)

事業内容   各種商品卸売業(機能性食品原料、化学薬
品、樹脂原料販売)

創業     1995年9月

社員数    正社員2名 パート2名

入会     1999年9月

所在地    富士市川成島194-2


遠藤正人氏

コラボレーションを生み出す「コーディネーター」

29歳で独立し、独自の視点とアイディアを駆使しながら様々な企業とのコラボレーションを実現する遠藤氏。その仕事は、具体的な業種として言い表せないほど多岐に亘ります。例えば、日本プラストやテルモ等の大手企業にケミカル品目の卸業務をしていたり、富士カプセル等と連携して機能性食品の受託製造と委託販売をしていたり、静岡県立大学との産学連携としてグルテン・フリーの米粉パンの開発・製造・販売に携わったりと、日夜飛び回っています。

自らが軸となり企業や大学をマッチング

企業や大学の持つ技術やノウハウを、遠藤氏の持つ知識、経験、信用、発想、コネクションをフル活用し、マッチングを提案し製品化してみる。すると今度は、その製品を持って販売先を見つけてくる。遠藤氏が軸となり、企画開発、製造、販売までをコーディネートしています。

自社の繁栄は地域の繁栄と不離一体

16年の会歴の中で一番自分が学んだ事として、「地域貢献、社会貢献」を遠藤氏は挙げます。字面では何となく理解していたつもりだったものが、同友会活動を通じて自分自身も地域行事などに積極的に参加するようになり、中小企業とは地域に愛され、支えられるものだということに気付いたそうです。そして、その貢献活動が富士市を繁栄させ、果ては自社の繁栄につながると話していました。

取材・原稿:望月 光太郎氏(㈲望月・富士支部)