報告者の小林修氏(㈱ジープロシューマーズ)は1985年にペンション向けのソフトウェアメーカーとして起業。現在は富士と東京に営業所を構え、受託開発やパッケージソフトのカスタマイズ、業務システムの補修・管理を行っています。
同友会には15年程前に入会。異業種交流委員長から支部長まで、様々な役員を歴任されてきました。小林氏は「同友会理念の追求=学ぶこと」と言います。報告の中では、自身が同友会活動や他の会員との出会いを通じて学び、そしてそれを自社に持ち帰って実践してきた事例を多数紹介しました。経営指針の成文化にも積極的に取り組み、理念の共有によって社員が自主的に行動できる会社を目指しています。
バズセッションは、危機的状況になった時に社員とどう向き合うかというテーマで行われました。様々な意見が交わされましたが、どの意見にも根底には社員の幸せを願う気持ちが感じられました。
まずは真似から入り、実際にやってみて、成功したり失敗したりしながら自分なりに工夫する。そして今回の報告のように、その体験談を他の会員にフィードバックしていく。小林氏の報告に、同友会活動の神髄を見たような気がしました。
佐野 純也氏(㈱山十佐野製作所・富士支部)
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