先月に引き続き、恒例企画「新入会員さん出番ですよ!パート②」を開催し、偶然にも報告者の2名は『人』をテーマに発表しました。まず1人目の小林芳廣氏(㈲西ふじ)は、現場監督や、大工、建築板金工事などの経験を経て独立。独立に至るまでの経緯を「人生経験に無駄なし」と振り返りました。現在では、人との繋がりを大事にし、建物完成時の喜びは顧客在ってこそ、と地域の中で生き抜いていく覚悟と責任を感じていました。また顧客との繋がりを大事にしている為に、「クレームと信用は紙一重」。不具合は絶対に起こることだが、その時の対応次第では信用に変わると締めました。2人目の渡邉美穂氏(㈱旭紙工所)は、金融業を経て入社。初日から従業員の為にしっかりと働かなければと決意を固めました。入社後は早々に会社の弱点を独自調査し、設備投資でクリアできるハード面の対策をしました。それを扱うソフト面では、人材ではなく人財を作る為に、社内で筆記テストやマネージメントスキルプログラム、コストダウンミーティングの企画など、様々な取り組みをして時代に対応したメーカー作りに奔走していました。
田邉 元裕氏(㈲カボスメディアワークス・富士宮支部)
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