経営対策部会設営による、今年1年間かけて部会で作成した経営指針の発表会でした。
冒頭では昨年経営指針発表を行った勝俣智史氏(㈱フィットコーポレーション)より、1年間の計画進捗状況の報告がなされ、経営指針作成から1年間経った現在までに指針を実行するに当たり苦労した点などが語られました。
今年の報告者である勝又薫氏が代表取締役を務める㈲勝又造花店は、市内を商圏とする中堅の葬祭業者です。冒頭で同友会入会から経営理念作成までの思いを語って頂いたあとは、SWOT分析を元にした自社分析、経営理念を元に作成した新しい葬祭スタイルの提案、そして10年後、20年後のマーケットを見据えた事業計画が語られました。SWOT分析・クロス分析から導き出した重点対策に対して、ワークシート化された様々な切り口から戦略を立て、成功ストーリを組み立てていく手法は、聞いている私たちにも判りやすく為になるものでした。
今回の勝又氏の報告では、「戦略を立てる」というロジックの部分と、勝又氏のお客様や仕事に対する「熱い理念」であるロマンチックの部分を上手く融合させ、20年後のビジョンを作り上げる手法を学ぶことが出来ました。
大川 隆久氏(フヱタ工業㈲・御殿場支部)
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