【写真】㈱立花ガーデン 山田 幹也氏
【逸品】「ゆたかな緑のある暮らし」を創るスタッフ
会員企業名 | ㈱立花ガーデン | 創業 | 1984年12月 |
会員名 | 山田 幹也 | 業種 | 建設業 |
所属支部 | 志太支部 | 社員数 | 正規12名、パート・アルバイト28名 |
会暦 | 2013年7月入会 | 事業内容 | ガーデンリフォーム、造園エクステリア工事、プランニング・施工・管理、樹木・鉢花・生花販売 |
静岡中部、藤枝市立花に、株式会社立花ガーデンはあります。
今回は、同友会入会3年目の山田幹也氏に取材をしました。
同社は今から33年前に、創業者山田嘉之助と現社長山田嘉宏が二人で立ち上げました。
その当時は造園土木工事のみを行う小さな会社でした。
創業時、地名の藤枝市立花に“花”が入っていることから、花と緑で地域をいっぱいにしたいという思いもあり、創業当時、山田ガーデンにせず、立花ガーデンと社名を決定したそうです。
エクステリア・左官工事事業、店舗建て替え、浜名湖花博への出展、スーパーへの切り花卸等、事業を拡大し、現在では、造園部と園芸部の社員とパートを含め総勢40名体制で、1F店舗では、花苗を中心とした園芸品販売を行い、多くの花苗、切り花、フラワーギフト、植木に至るまで、幅広く販売を行っています。
2F事務所では、造園・エクステリア設計事務所兼打ち合わせスペースとなっていて、個人住宅のお客様を主として、こだわりの外構・エクステリア工事を行っています。
取材したこの日は春の園芸シーズンを迎え、母の日の準備真っ最中の取材です。
山田氏は、一昨年の経営指針を創る会11期に参加し、経営理念・指針の重要性を学んだといいます。そして3年前に、経営理念を現社長を中心につくり直しました。
昨年の7月には、創る会を卒業した山田氏と現社長で相談し、創業以来はじめての経営指針発表会を行いました。
現状の景気動向、自社の立ち位置と振る舞い、現状抱える重点課題とその達成に向けての策、達成すべき数値目標を具体的に示します。
経営指針発表会を行う前までは、なにか困ったことがあると、どうしていいか戸惑ってしまいましたが、経営指針発表会を行ってからは、自身の考え方が固まり、自信を持って行動できるといいます。
現在山田氏は、7月の第二回目の経営指針発表会に向けて準備を進めています。
経営指針発表会は、一年間の反省と労をねぎらいながら、新たな一年に向けて、全社員に向けて思いを発信できるいちばんの場所といいます。
入りやすく清潔な店舗、わかりやすい説明書きのある商品、知識豊富なガーデナー、こだわりの花苗、外構、お庭を求められるお客様…
商品・人員、自社に関わる全てが、生き生きと活躍し続けられるように、継続して改善を重ね、明確な経営指針を現社長と共に創り、示し、実践することが、今現在後継者として会社での役割であると氏は語ります。
「これからも、地域に根差し、お庭のことなら何でも相談できる立花ガーデンで居続け、更なる発展をめざしていきたい」と一言を頂きました。
● ● ● ● ●
取材・記事:塚本 和成氏(㈲塚本商店・志太支部)