感動的な「お茶のある時間」をめざして
斉藤園
齊藤 大介 氏(御殿場支部)
事業内容 製茶製造・販売業
創業 1979年
社員数 正規 3名
入会 2007年7月
所在地 御殿場市川島田771-3
親子二代で営む斉藤園
御殿場の地で約40年製茶販売を行っている斉藤園は、父の代より2代に渡って地元に愛されているお茶屋さんです。現在2代目として御殿場支部に所属している齊藤大介氏。斉藤園は自社の茶畑を持ちませんが、そのぶん牧之原市内の信頼できる茶農家さんや製茶工場と契約し、斉藤園こだわりの静岡県産深蒸し茶を製茶・販売しています。創業者のご両親とタッグを組み次々と新しいことに取り組む斉藤園の店内は、お洒落な雰囲気が漂っていました。
お茶の文化をもっと身近に
齊藤氏は「お茶を飲む」という日本古来の習慣を、もっと若い人たちに浸透してもらいたいと語っていました。その為に取り組んでいるのが、「斉藤園」のお洒落なブランドイメージ作りです。味には絶対の自信があっても、飲んでもらわなくては選ばれない。まず飲んでもらうためには、お洒落なデザインでないと若い人に受け入れてもらえない。そんな思いから、お店のロゴマークや茶缶、パッケージのデザイン変更、お洒落な茶器開発に取組み、展開しています。
ネットで新しいファンを増やす
また斉藤氏は、前職がIT系企業という異色の経歴を生かし、電子媒体を活用した顧客拡大にも積極的に取り組んでいます。ホームページからの受注・発送、メールマガジンの配信はもちろん、FacebookページやLINE公式アカウントからの情報発信にも取り組み、顧客の地域や年齢層の拡大にも積極的です。
「お茶屋さん」のイメージを、新しくお洒落なものにしようと奮闘する斉藤氏。飲んで感動するおいしいお茶を多くの人に提供したいという想いが、熱い言葉からにじみ出ていました。
取材・原稿:大川 隆久氏(フヱタ工業㈲・御殿場支部)
取材・撮影:片野 貴一郎氏(㈱モスク・クリエイション・御殿場支部)
取材:勝亦 英樹氏 (勝亦製材駿河鉄骨㈱・御殿場支部)
松岡 健二氏(㈱オサコー計画・御殿場支部)
遠藤 直樹氏(㈱マルエ・御殿場支部)