富士宮支部
令和6年度支部活動方針
富士宮支部長 穂坂勝彦
【テーマ】Challenge for the future ~未来を見据え、変革への挑戦~
世界に目を向けると、長引くウクライナ戦争に加えイスラエル紛争や中国台頭、アメリカを始めとする各国のリーダーを決める選挙イヤーとなり先行きの不安定な状況が更に増しています。国内においても裏金疑惑に始まる政治不信、株価高や大手企業の人件費上昇の陰に隠れ下請けいじめが横行する厳しい経営環境となっています。 こうした我々中小企業を取り巻く経営環境は世界や日本、そして地域の状況にとても大きく影響を受けます。どんなに経営環境が悪くとも足元を見つめ直し、未来を模索しながら会社を維持発展させていかなくてはなりません。雇用を守り、会社を成長させ、地域や社会に必要とされる存在を目指していく必要があります。 同友会富士宮支部は今年度、Challenge for the futureをテーマとして不確実性が益々高まる時代の中で、目指すべき未来の自社のあるべき姿を明確にしながら目標を見定め、その為に必要な実践を果敢に挑戦していくための学びと実践が出来る場をつくっていきます。その為に、例会ではビジョンを定め挑戦する経営者の覚悟、挑戦する姿勢を学びとれる場を提供していきます。グループ会等ではより親密な関係を築けるよう丁寧な運営に心がけ、一人で悩まず課題や悩みを共有し未来へ向けて挑戦する勇気が醸成される機会を生み出せるよう取り組んでいきます。
【活動方針】
①支部・県・全国の行事に積極的に参加しよう!
支部例会は経営課題のヒントの宝庫ですが、経営課題の答えはありません。報告者の生き様や覚悟、実践報告を自社や自分に落とし込みましょう。グループ会はお互い経営課題や悩みを持ち寄り積極的に交流する場です。親睦に留まらず、是非会員同士の交流を深め切磋琢磨出来る場として活用しましょう。明確な悩みや課題があれば是非、県の行事や全国大会にも参加しましょう。より多くのヒントが得られるはずです。同友会は入会しただけでは何も得られません。積極的に参加し自社へ持ち帰り実践し、実践した事を持ち寄り更なる学びを生み出していきましょう。
②同友会の辞書を厚くし、より多くの実践を持ち寄れる場をつくる
現在の会員数は175名となりました。富士宮支部には企業経営者の知恵と経験は40年分蓄積され175名の生きた経営哲学が集約されています。会員の経験と知識、そして悩みや経営課題を持ち寄り謙虚に学び合う仲間を更に増やしていくことで各会員にとっての辞書が1ページずつ増えていきます。仲間作りは支部や入会者の為だけでは無く、より多くの学びと支え合える仲間を増やす自分自身の為にもなります。積極的に誘っていきましょう。