カテゴリー:会員訪問記
<家業から企業へ>
結婚を機に保険業界へ飛び込み、地元である静岡から富士宮へ。友人知人も少なく、飛び込み営業から4年で父の個人代理店と合併し法人化しました。保険の相談のみならず、幅広く経営者の方のお役に立ちたいとの思いから、税務・労務・法律・公的保険制度など、各士業の方との連携と情報発信を行っています。
同友会入会前の宇佐美氏は、地域ナンバーワンを目指しながら、目先の売り上げ拡大へひたすら突き進む毎日。時代の変化とともに生き残りをかけた代理店業界で、家業から企業に変わらなければならない!と悪戦苦闘の日々でした。自分がプレーヤとして会社が大きくなっても、自分なしで回らない会社ではいけない。社員の採用と教育が今こそ必要だと・・・。上手くいかない空回りの日々。父との経営方針での衝突。自分は間違っていないと勘違いしていた時に、同友会と出会いました。
<同友会との出会い>
現支部長・簔氏の紹介で同友会に入会して最初の5年間は、先輩会員に苦言を言われる“本当の意味”に気付かずにいました。しかし、それが“同友会式の思いやり”であることが解りました。
そして、素晴らしい先輩方から教えてもらった言葉、「微差は大差」「共存する競争」「積極的謙虚」「自分に合ったスピード」「人は身の丈ほど高くならず」「明日、死すとも後悔せず」
平成21年から始まった富士宮支部の経営理念委員会で、経営理念を学びました。そして、労使見解について勉強していくうちに、これらが一つに繋がって「理念」が完成しました。そして自分の通るべき道と、自社の進む道が見えてきました。
<これからの課題>
経営理念から、経営指針、戦略、計画までを作成実行し、見直していくこと。地域と共に発展していく為には、地域振興条例を考えていくこと。PTA時代に学んだ、学校教育と家庭教育、地域協力で、子供が帰ってくる地域にしたいです。地域に必要とされる一人の人間に、地域に求められる企業を目指して、これから更なる成長を目指します。