集客に繋がるツールを総合的にデザインする
トータルデザイン
伊藤 丈太郎氏(富士支部)
事業内容:名刺、動画作成、パンフレット、チラシ、ホームページ
創立:2018年7月
入会:2019年4月
所在地:富士市天間1130-5
今回は2019年4月に入会したばかりの若手経営者、伊藤丈太郎氏(トータルデザイン・富士支部)にお話しを伺いました。トータルデザインでは伊藤氏のデザイン力を生かし、名刺・動画作成・パンフレット・チラシ・ホームページ作成などを行っています。
実家の印刷会社から独立、デザインの道へ
伊藤丈太郎氏は大学の経営学部を卒業後、塾講師として2年間働いていました。しかし、母の病気がきっかけで、父が母と二人三脚で営んでいた実家の印刷会社に入社することになります。そこで印刷の仕事をしながら、時代の流れとともにパソコンを使った仕事を独学で勉強しはじめます。その後、印刷会社は弟に任せ、2018年7月にHP作成を主とした事業で独立、トータルデザインを創立しました。
1年間で見えた自社の方向性
同友会に入会したきっかけは、他団体を通じて知り合った西村知浩氏(㈱ウェッジ・富士支部)から紹介してもらい「西村さんが紹介してくれるのならば」と思い例会を見学したところ、経営指針の大切さを痛感。自分の会社に合う経営指針を作ってみたいと思い入会したそうです。
会社設立当初は名刺・パンフレット・チラシ等の印刷物を手がけていましたが、会社を設立して1年が過ぎた頃に会社の方向性(自分がやりたいこと)が見えてきたそうです。
伊藤氏は自社の方向性について「現在はホームページを中心に連動したSNS・ロゴ・デザイン動画などを作成している、自身が得意とする温かみのあるデザインを生かした『集客のできるホームページ』づくりをメインに仕事をしていきたい」と話してくれました
気仙沼大島での共同生活を通して
先日、豊かな自然を有した宮城県気仙沼市の気仙沼大島を舞台に『一生懸命生きることの大切さ』『キズナの大切さ』を学ぶキズナ無限∞の島の宿泊研修に参加したそうです。研修地の大島は、2011年3月の東日本大震災で甚大な被害を受けましたが、現在コミュニティーの力を生かし、人々が助け合って復興を遂げようとしています。市内の年齢や学校の異なる青少年が会し、班別活動を通じ共同生活を行うこと、そして大島に暮らす人達の力強い生き方に触れることなど、非日常の中での数々の体験を通して昔ながらの絆の良さを改めて考え直す機会になったそうです。また、研修の中で子供たちの成長を目の当たりにし、自分
の仕事にどのようにつなげていくか、仕事を通じて地域にどのように貢献できるかを学んだ研修会になったと伊藤氏は語ります。
このように若いながらも地域に寄り添い積極的にボランティア活動に参加する伊藤氏に今後同友会でやりたいことを伺ったところ、一つは、経営理念・経営指針の作成、そしてもう一つは自分の仕事に近い広報委員会の活動だそうです。ぜひ同友会の様々な活動に参加して自社の発展につなげて頂きたいと感じました。
取材・記事:渡邉 正仁氏(㈲丸之工務店・富士支部)