カテゴリー:伊東支部 / 会員訪問記 / 支部別記事 / 新着情報
多様な働き方で弁護士事務所の可能性を拡げる!
伊東ゆうなぎ法律事務所
代表 杉山 伸也氏(伊東支部)
事業内容:弁護士
創業:2006年
入会:2017年3月
社員数:3名
所在地:伊東市湯川1-8-5伊東駅前ビル4F
海に並ぶ温泉地として、関東を中心に全国から多くの観光客が訪れる伊東市。その観光の拠点となる伊東駅の目の前に伊東ゆうなぎ法律事務所があります。代表の杉山伸也氏になぜ伊東で法律事務所を開業したのか。また、どのような法律事務所を目指しているのかを伺いました。
静岡から伊東への移転を決意
杉山氏は、伊東支部長の守谷匡司氏(㈱祇園)の紹介で同友会に入会しました。守谷氏とは様々な会合などで顔を合わせることも多く、8年前からの知り合いだったそうです。もともと静岡で開業し仕事をしていた杉山氏は、2017年1月に伊東へと事務所を移転したばかりだったこともあり入会を決めました。静岡から伊東に来た理由については、「実家の家業が伊東にあり、小さい時から縁があった伊東でいつか仕事ができればと思っていた。年齢的にもうひと頑張りできると思い伊東への移転を決意した」と話してくれました。
弁護士も働き方改革
仕事柄、時間も不規則でなかなか会に参加できないのが悩みの杉山氏ですが、弁護士の業界では疎かにされがちなワークライフバランスについても考えるようになり、自身は原則として官庁の休みに合わせるようにしていると話してくれました。当然、理想どおりにいかない時もありますが、どこかで線引きをしないとキリがないと思い休む時は休むことにしているとのこと。また、事務員のうち1名は社会保険労務士の資格を持ち、自身の社会保険労務士の仕事も兼業しているそうです。この兼業については、杉山氏も専門職同士の連携によるシナジー効果や、多様な働き方の見地から積極的に応援しているとのことです。
多種多様な顧客の相談に応えるために
杉山氏は、そういったスタッフの働き方が、事務所全体の働き方や自身の仕事の幅を広げるきっかけになったと話します。法律、会計、税務、労務など依頼者からの相談は多様であり、法律の専門家に過ぎない弁護士だけでは十分な対応ができないことも多くあります。それをそれぞれの専門職が協力しあえば依頼者のニーズにより広く、より深く応えることができるのではないかと杉山氏。今後、今いる社労士の資格を持った事務員のように、自分とは別の専門知識を持った人たちとの関わりを大切にして仕事に活かしていきたいと話してくれました。
取材・撮影:鈴木 将大氏(㈲東亜電気工業・伊東支部)