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9月9日(木)~10日(金)、中小企業家同友会の3大全国行事のひとつである、「第38回青年経営者全国交流会(以下、青全交)」が山形同友会設営の下、全国各地の同友会から会員経営者が参加し盛大に開催されました。(全国から790名出席)
「なせばなる!想いをつなぎ新しい時代をつくろう!」をスローガンに、全11分科会・記念講演と、全国の経営者の経営発表を行い熱い討論が繰り広げられました。静岡同友会からは11名が参加し、全国の会員経営者との深い「学び」を体感しました。
初日は各分科会に分かれ、経営戦略や市場創造、人を生かす経営の実践や中小企業憲章・条例などテーマに沿って全国同友会の仲間が報告をし、グループに分かれて討論を行いました。
二日目の全体会では、鋤柄中同協会長は、『閣議決定をした中小企業憲章に触れ、7年間の取組みの成果として改めて評価し、憲章運動は、同友会3つの目的(よい会社をつくろう、よい経営者になろう、よい経営環境をつくろう)の総合実践であり、地域経済は「企業」が良い循環を創ること』と挨拶されました。
全体会の記念講演では佐藤繊維㈱代表取締役社長の佐藤正樹氏をお招きし、「世界が認める糸職人集団のブランド戦略」~山形から生まれたオリジナリティが、世界の常識を変えた~を演目に、①誰にも負けないモノづくり、②いかにモノに対してストーリーをつけるか(ブランディング)、③地方だからこそ戦える、中小企業だからこそできるビジネスに分けて、「進化」をキーワードに、世界が認める素材メーカー・ニット製品のブランドに発展していく過程を報告しました。
また初日の懇親会にて、次年度静岡で開催される全国行事「第14回女性経営者全国交流会(2011年6月9日~10日)」のPRも行われました。静岡同友会から参加した経営者全員が壇上に昇り、吉川真美氏(女性経営者交流会副会長・保坂シール印刷㈱)と穂坂勝彦氏(女性経営者全国交流会副実行委員長・富士宮清掃㈲)より、全国会員経営者に力強くアピールを行いました。