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3月8日、9日に中日本ブロック事務局員研修が三重県で行われました。
1日目は㈱宮﨑本店の工場見学を行いました。創業当時100坪から始まった工場は現在1万坪となり、登録有形文化財となっています。お米の粒から、お酒になるまでの過程を見学し、こだわりの商品づくりを学びました。
見学後は、社長の宮﨑由至氏(三重同友会会員/中同協副会長)より「時代認識を踏まえ、事務局に期待すること」をテーマに問題提起が行われました。
マスコミによる偏った経済の報道をすべて信じるのではなく、会員の経営状況を理解すること、また会員の業種や経営を知った上で出口連携(今あるサービス、商品を繋げ新しいものをつくること)を勧めることが事務局の役目であると伝えました。
2日目は秋山啓希氏(静岡同友会)と服部勇佑氏(愛知同友会)が「同友会と私」について報告。秋山氏は支部活動や委員会活動で得たやりがいや、会員の方に支えられてきた事例、また今後の展望を話しました。服部氏は働く中で、課題にぶつかっている悩みや、人を巻き込んで仕事を行っていくことの大切さを報告し、同友会理念を通して学んだことを広め、いい社会をつくっていきたいと述べました。
グループ討論では「事務局がめざすものとは」をテーマに行われ「会員企業の会社が良くなり、事務局がいて良かったと言われるようになりたい」「会員と会員をつなげられる会員訪問を行っていきたい」と発表がありました。
他県の事務局と問題意識を共有し、交流を持つことができた2日間となりました。