経営指針で全社一丸 静岡支部3月例会

カテゴリー:新着情報 / 静岡支部

平成25年3月12(火)ペガサートにて静岡支部3月例会が行われました。

経営指針を創る会スタッフの後藤百合子氏(こるどん㈱)による我が経営を語る例会でした。「経営指針で全社一丸 会社は社員のために有るを実践する企業」と題して行われた報告を聞くために、他支部から多くのゲストも参加し、70名以上での開催になりました。

大正5年の創業という長い歴史を持つ会社を跡継ぎだからと継いだ後藤氏。社名変更や中国工場の設立、5Sの徹底、ISO9001の取得など教科書通りのことを着実にこなしていきました。しかし、すべての方針をことごとく反対され、退職者が続出。借入金を全て返済し、社内を振り返ったら、社長も社員もボロボロになっていました。そんな中2007年に同友会に入会。経営指針を創る会に参加します。

何のために経営するのか?会社とは何か?創る会スタッフからの問いかけに自問自答の日々が続きました。そして、会社の経営とは、共に苦労を分かち合ってきた社員のためにともに働ける場所をつくること。会社とは、社員と会社が共に育つ場という答えを見つけました。

今では社員が自分たちの手で会社を運営するという意識が芽生え、自分たちで仕事をつくっていく会社になり、経常利益は3年連続2桁をキープしています。

今回の後藤氏の報告は6月に大阪で行われる女性経営者全国交流会のリハーサルでもありました。当日は大阪同友会から実行委員会の皆様も参加してくださり、参加の呼びかけが行われました。