老舗店舗企業の経営戦略 ~三島6月例会~

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6月18日(火)三島商工会議所で三島支部6月例会が行われ、寛永元年(1624年)創業の歴史ある葬儀屋、㈲佐藤葬具店の佐藤浩美氏が報告しました。身内を亡くし、突然の社長就任となった2000年、佐藤氏は当時を振り返り、「大切な人を亡くして正直仕事どころではなかった。しかし社長になったことには意味があると感じ、自分が体験したことを生かしたい」と話しました。

 

亡き父からの「人の話をうまく聞いてほしい」という言葉を心に留め、同社では遺族の要望に誠心誠意対応し、故人が好きなものを棺に入れたり、飾ったりしてオリジナル葬を行います。故人が好きだったものは見つかるまで、スタッフと全国どこでも探します。

また、「㈲佐藤葬具店 友の会<さとう倶楽部>」を発足し、生活に関する情報を友の会の会員に発信し、イベントや旅行も紹介しています。「生まれたときから終焉までのサポートをして、提案や相談もできるようにしたい」と考えています。

 

葬儀屋が増えている昨今、佐藤葬具店では「400年続く歴史を生かし、お客様の要望も取り入れながら、葬儀だけでなく、日常の情報交換や様々な体験など、コミュニケーションを行える場を広げてライフサポートをしていきたい」と語りました。