譲れない会社経営への思い -リアスの流儀- ~榛原支部3月例会~

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経営指針委員会に所属している増田崇氏( ㈲リアス)に「我が経営を語る」をお話し頂きました。損害保険代理店代表の増田氏は昨年、創業者の母親から事業継承したばかりの2代目です。高校卒業後、アメリカのオレゴン州の大学へ留学し、会計学を専攻。帰国後は静岡の会計事務所に就職します。会計事務所に勤務する中、関連会社として「事業再生専門コンサルティング会社」を設立し代表となったのが9年前。転機は4年前。保険会社による保険代理店の吸収合併が進められる中、事業継承者のいない代理店は吸収される側の候補だと母親から聞き、自身が継承し会社を存続させることを決意します。1年の研修を経て同社へ入社すると、会員であった母の勧めもあり同友会に入会。県の経営指針を創る会9期生となり経営理念を作成、卒業の数か月後には代表となり今日に至ります。コンサルティング会社の代表を務めていたこともあり自社分析、戦略については「素晴らしい」の一言でしたが、それ以上に経営理念に対しての思いや、「このような会社にしていきたい」という思いが伝わる発表でした。自分に言い訳をしない姿勢やプロ意識を強く持つ姿勢を強く感じました。それぞれの方が会社の在り方や会社がどのような保険に加入したらよいか考えることができた例会となりました。