まず、ヒット商品を出している会社、顧客に支持されている商品づくりができている会社について、皆で情報共有をしました。
続いて、参加者の会社のうち4社から、商品の紹介と現在の課題を出し合いました。「TPP締結後の対策として輸出を推し進めたい」という提案には、輸出相手国の市場調査の必要性、農産物では検疫が必要、輸出する方法の調査の必要性について指摘が挙がりました。また、「商品の良さやモノを作る技術の高さを認めてもらいたい」という提案には、「話をよく聞けば商品の素晴らしさがよく分かる」ということから、まずはより多くの人に知ってもらうこと、商品・技術を既存のものから新たなものへ転換を図ることなどの提案がなされました。
「今は大変な時だ」と悲観的になりがちですが、「大変」とは「大きく変わる」と読むことができます。良いように解釈すれば、チャンスの時かもしれません。今後、会員同士がお互いの事をよく知り、理解を深め、力を合わせていくことを再確認する例会となりました。
渥美 末夫氏(渥美農園・浜松支部)