富士支部副支部長の大竹政彦氏(㈲富士清掃センター)が磐田例会に登壇。同氏は第8期経営指針を創る会を卒業し、活かす・綺麗な・誇れるゴミ屋を理念に掲げています。2007年に入社、義父社長の下、経営責任の自覚のないまま仕事を何となくこなしていたと語ります。その2年後に入会。活動にも何となく参加していただけでした。転機は2011年。会社を移転、業績も悪化。顧客からは値下げ要求。先代社長は当面の運転資金をカバーするために融資を申込み、承諾の翌日、逝去されました。社長を受け継ぎ、初めて感じた判断と責任の大きさ。経営理念を念頭に置いて行動し、社員ととことん話し合い、分かち合う会社づくりを実践しているとのことです。現状に向き合い、1歩踏み出して良かったと言い、社員への感謝と共に、労使見解がバイブルと語りました。報告後、経営者として実践していきたいことをテーマに、富士・浜松支部会員と共にグループ討論を行いました。人材育成、情報発信の強化等の実践目標が多々挙がりました。その根底にある精神は、経営指針書と労使見解の実践が重要とグループ内で共有しました。
鈴木 弘之氏(税理士法人あい会計・磐田支部)