県共育委員会 第一回共育ち勉強会 「何回言ってもやらない社員」

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 「共育ち勉強会」は、社員・労使・人に関する事を本音で語り合い、お互いの取り組み事例や成功・失敗の経験を共有して考え方の違いを学ぶという同友会本来の手法で、バズセッションを通じ各参加者の実情に合った実践の方法を共に勉強し合うことを目的としています。第一回目は「何回言ってもやらない社員」と題して開催されました。

山田誠司氏(㈱メイコー・県共育委員長)からは、自社の人に関する悩みの歴史と気付きや実践について報告がありました。育てるという事の必要性や、問題に直面した時に皆でカバーし合う体制・風土づくりに着手している事、そして田山講堂氏の著書『変革と継承』の内容に経営者の考えを戒められた事、社員ととことん話し合い理解を求め、民主を追求しなければならないという労使見解の深さに気付かされた事などを、赤裸々な体験と共に話しました。

 続いて伏見修氏(㈱富士山ドリームビレッジ・障がい者問題委員)が、発達障害の事例を元に、それぞれの長所を生かしながらできない事を補い合う環境づくりが大切である事を話しました。

バズセッション後のグループ発表では、社長が社員と向き合いしっかり考えを伝える事や、社員はそれぞれに違うと認める事、個々の特性を見抜く努力をする事など、社員と共に良い会社を創る為に経営者は何をすべきかについて様々な意見が発表されました。

共育ち勉強会は、奇数月に開催を予定しています。人に関する悩みを皆で共有し、共に育ちましょう。皆さんのご参加をお待ちしています。

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