中部・西部ブロック役員研修

カテゴリー:中遠支部 / 志太支部 / 新着情報 / 榛南支部 / 浜松支部 / 静岡全県 / 静岡支部


7月25日に同友会事務局にて中部ブロック役員研修会、8月28日に磐田商工会議所にて西部ブロック役員研修会が開催されました。本研修会では、県副代表理事の佐野譲二氏(㈱和泉運送・富士支部)、河原崎信幸氏(シンコーラミ工業㈱・富士宮支部)、鈴木雅夫氏(㈱ハチマル・榛原支部)が、同友会理念形成の歴史や会の存在意義、自社における同友会理念の総合実践、同友会における役員とは何かについて報告しました。今回は、中部ブロック参加者から宮本浩氏(大栄工業㈱・志太支部)、西部ブロック研修から竹山城次氏(竹山社会保険労務士事務所・磐田支部)に感想を頂きました。


役員になって初めてこの研修に参加させていただきました。正直なところ、志太支部からの参加は私一人だけで、最初は非常に居心地が悪かったです。でも、お二人の先輩の同友会活動の歴史や、同友会役員の役割等についてのお話が非常に素晴らしかった!

㈱和泉運送の佐野譲二氏からは「良い会社、良い経営者とは、社員が一生ついていきたいと慕われることだ。そのためにも経営者は広い視野を持ち、自分自身の生きざまを社員にしっかり見せなければならない」、またハチマルの鈴木雅夫氏からは、「仕事で忙しいは言い訳にならない、忙しい人ほど活躍している、仕事は忙しい人に頼むことだ」との事。このお二人の言葉が強く印象に残り、忙しさにかまけて視野が狭くなっていた自分にとって大きな反省でした。

最後に、鈴木氏からの一言。「自分より優れていると思った人達とお話するときは確かに居心地が悪い、でも居心地の良い所ばかりに居ると人は成長しないよ」。やはり、居心地が悪くても積極的にこのような役員研修会や全国の大会に出て、全国の同友会の素晴らしい方々とお話をするべきだと改めて思いました。皆さんも是非!

宮本 浩氏(大栄工業㈱・志太支部)

● ● ● ● ●

今回役員研修に参加してみて、あらためて同友会らしさを体験出来ました。「よい会社というのは、従業員が夢を持てる会社である。従業員に、最後までこの会社で働きたいと思ってもらうことである。具体的には若い人が結婚したり、家を建てたり出来るような待遇を構築すること」とのことでした。給与の決定や昇給なども、経営者の目先の視線だけで行ってしまいがちですが、従業員一人ひとりの人生を背負っている責任の重さを感じれば、もっと違う数字が出てくるのかな、と思いました。

また、「同友会の役員会の運営を、会社の経営会議・役員会議の運営だと思って臨め」ということでした。確かにどんな会議であっても真剣に臨めば、自分自身にプラスなって返ってくるはずですし、何事も無駄なことはないと思いました。このことはすぐに実践できそうな気がします。

まだ自分が経験していないことを、先輩や仲間達から聞いて自分の糧にする、それが同友会らしさであると感じました。

竹山 城次氏(竹山社会保険労務士事務所・磐田支部)

● ● ● ● ●