志太支部副支部長の松浦富雄氏(行政書士松浦富雄事務所)の報告でした。今回のテーマは一見すると軽いように思えますが、改めて参加者一人ひとりがしっかりと考えなければならないものでした。松浦氏は、これまでの人生や経営、今後の事について語る中で、自らをテーマと照らし合わせて「融通の利かない選手」としました。また、参加者に対して自分の立ち位置を考えさせる投げかけをし、その方法として「自分が今突然いなくなったら会社はどうなるか?」という考え方の例を示しました。
その後は、「現在の会社での自分の立ち位置について」をテーマにバズセッションを行いました。グループ発表では、自身を選手や選手兼コーチ・キャプテンと捉えている参加者が多い様子で、リーダーとしての意識や後任・右腕となる人材の育成、全体を俯瞰できる人材の育成が今後の課題、という声が多く聞かれました。どの参加者も、経営者として一選手に埋没しないようにしたい、と思っているようでした。
本例会を通じて、お互いの会社の内容やそれぞれが思う立場、そしてこれからの会社の課題についての理解がより一層深まりました。また、事業を継続させていくためには経営者の立ち位置を自ら定め、人材育成等様々な角度から会社を作っていく必要がある、と気づく事のできた例会でした。
宮本 浩氏(大栄工業㈱・志太支部)
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