サッシ、ガラス等の販売・施工を行う海野サッシ商会の海野敦氏が登壇。昭和44年に父が創業、平成3年に家業を継ぐ決心をしました。職人として仕事に勤しみながら、社員と奥様とで困難を乗り越えていくも、リーマンショックの影響等で仕事量、売上確保に苦労されました。その状況の中、同友会に入会。経営指針の実践を目指し、小回りが利く自社の強みを生かした受注確保、建設業ネットワークづくり等に挑戦していることを語りました。報告後、当日は、奥様も見ておられる中での発表とかなり緊張されていた事と思います。
報告後のバズセッションでは、各テーブルからは辛辣な感想や意見も聞かれましたが、「倒産の危機に直面しても立て直したのは、取引先や㈱斉藤組の先代社長の助言、海野氏の父と御自身の人柄であり人望ではないか」等の意見が聞かれました。経営指針の実践に今後もさらなる覚悟を持つための激励も挙がりました。迷いを捨て、これから先も明確な方針と考えを持って、どの様にしていけば良いか、経営計画を複数年に渡り、作成して実行して頂きたいと思います。
片山 直昭氏(㈱シズメン・静岡支部)
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