カテゴリー:新着情報
報告者の生子正樹氏(㈱ショージ・静岡支部)は贈答品・景品の卸売を営んでいましたが、2008年のリーマンショックの影響で業績が悪化。これを転機に「自分のDNAはなんだ!」ととことん自問し掘り下げました。そして、商品、売り手、買う人などについてとことん絞って考え、「狭いところに得意なものを売る」というセリングメッセージを活用し、わずか3か月足らずで新事業を立ち上げました。現在では自社ブランドを立ち上げ、周囲から「絶対に無理」と言われた2012ロンドンオリンピックのライセンシー&ディストリビューターに認定。さらに、イギリスH&H、ユーロスティックなどと日本総代理店契約を結んでいます。「小さな企業の大きな挑戦で世界発信を目指す」と、ソチオリンピック、FIFAワールドカップ販権等も取得され、自身のDNAの追究から世界を相手に挑戦を続ける生子氏の体験を目の当たりにしました。
報告後のバズでは、各々が自身のDNAと自社の事業を考えました。今回の例会を通じて、創業者と後継者では、考え方が大きく違うことを感じました。私は後継者ですが、第11期 創る会に参加を経て、自分はいったいなんだろうと自問自答を繰り返しています。今回のバズテーマは、今私が悩み考えることと重なり、深く考えることができました。「自分の好きなことだから、強い熱意をもって、新事業に取り組めた」と生子氏は語ります。各々、自分のもつDNAと自社の事業を深く考えることができたバズセッションになりました。
山田 幹也氏(㈱立花ガーデン・志太支部)
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