「人を生かす経営」~社員が生き生きと働く事ができる環境づくり~~富士宮支部5月例会~【会員報告】

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今回のテーマは労使見解についてということで、社長就任から5年になる河原崎哲哉氏(シンコーラミ工業㈱)の報告でした。

会はこんなくだりから始りました。「何であんな社員をまだ残してんだ!!あんな人材はいないほうが会社の為だ!!」これは、河原崎氏が入社して間もない時に社長に言った言葉でした。経営者としてあらゆることを学んできた中でもっとも大事なことに気付いたことにより今では猛省しておりました。

勿論大事なこととは社員を思うこと。入社してからも今でも最も重要に思っているのは社員とのコミュニケーション。ただ単に普段の何気ない話をするのではなく相手の話をよく聞く事を重点に置いているそうです。時には悩み相談なども受けると言います。

先代の社長(現会長)へ最も感謝していることは、採用を早くやらせてもらったこと。このことにより事業継承時によくある問題(経歴が長い社員との軋轢、兄弟親戚関係)はすべてクリアになったそうです。

しかしこれは誰もが簡単に出来る事ではなく、持ち前の人間性、常に明るく誰とでも分け隔てなく言葉を交わせるオープンな人柄だからこそ出来るのだと思います。

採用面接で必ず聞く事は、『あなたは運が良いですか?』だそうです。運が良い人の集団をまとめ上げ、共に良い職場つくり、共に学ぶことによって会社を更に飛躍をさせると誓っていました。

大澤 秀明氏(㈲オオサワ商会・富士宮支部)