コツコツ誠実な女性社長がいる超短納期シール屋さん
保坂シール印刷㈱
代表取締役 吉川 真実氏(静岡支部)
事業内容 シール・ステッカーの提案・デザイン・製版・印刷・加工・出荷
設立 1970年
社員数 正規4名、パート5名
入会 2003年7月
所在地 静岡市清水区二の丸町7-25
U R L:http://www.hosakaseal.com/
吉川 真実氏(社屋前にて)
業界も驚く超短納期
1968年に先代の社長である保坂譲治氏が創業。吉川氏は二代目社長として継承し15年が経ちます。印刷業の中でも特に食品・表示ラベル、バーコードシール等、様々なシール印刷を手掛けています。女性スタッフが半数以上を占め、電話応対、配達、見積、デザイン等、お客様との接点がある業務は全て女性が行っています。女性ならではの丁寧で優しい対応や気配り、間違いの少なさが同社の強み。また特徴的な強みとして、短納期であることも挙げられます。最短で受注後1~2日で仕上げる、業界では圧倒的な「超短納期」の案件にも対応。製造業で短納期は、最早当たり前のことではありますが、このような強みも今後継続していくとのことです。
2度目の経営指針を創る会受講の決意
同氏は現在、第12期経営指針を創る会を受講しています。社長の強みは「コツコツ、誠実に」。12年前の第1期でも受講し、既に経営理念や方針を作成していますが、この間の経営を振り返り、もう一度イチからやり直すべく、2度目の受講を決意。入講からちょうど半年が過ぎ、一泊研修会も終え、日々頭の中で断片的に考えていたことが整理できてきたとのことです。
発信力の強化をめざす
3Sの行き届いた明るい工場内
今後の方針として、短納期を追求していくことはもちろん、「発信力」の強化も挙げられました。スピーディーなデザイン提案力、親切丁寧なシールコーディネーターの育成、昨年改装したおしゃれで役立つ情報に接する事のできるカフェラウンジスペース、3Sの行き届いた明るい工場等、ハードとソフトを融合した総合的な自社の強みを、常時ご注文頂いている300社以上の既存のお客様に発信し、幅広く仕事を受けていきたいとのことです。そのために、創る会で経営理念を再度確立し、具体的な経営展開を策定していきたいと抱負を語って頂きました。
吉川氏(左)、藤本 浩氏(カフェスペースにて)
藤本 浩氏(プリントバリュー㈱・静岡支部)