1つのことで圧倒的に日本一の会社
㈱ウェッジ
代表取締役 西村 知浩氏(富士支部)
事業内容 ゼオライト・セラミック製品の開発・製造・販売
設立 2012年
社員数 3人
入会 1998年3月
所在地 富士市永田町1-61
ゼオライトとの出会い
西村氏は会社を設立する前に、ゼオライト研究の第一人者で医学博士の佐藤一男氏の会社をお手伝いしていました。当時は工業系のものを動植物に応用できるかを模索しており、豚の餌への利用やガソリンの添加物にしていました。その会社を引き継いで富士で会社を設立。その時に自分の会社では人に関することでゼオライトを扱いたいと思い、豚の餌のリピートもありましたが、フェードアウトするようにお断りしたそうです。その後西村氏は、1つの目標に向かって突き進みます。
研究・開発を続けて
製品の質を高めたい!付加価値を付けて販売したい!そう思い続けて製品開発を続けます。О157を自社の製品が吸着することや、東日本大震災で原発が被害を受けたことで流失した放射線を吸着することなど、千葉大学との研究で良い結果を得ることが出来、人の体について研究を行うようになりました。
同友会の学びの中で
「売り上げの10%を研究費に充てる会社はつぶれない!」同友会での講師の話に西村氏の中で10%が一つの目安になりました。売らない営業をするために(大学の研究結果が営業になる)先行投資として研究を重ねています。その先生は他にも「ニッチでトップの経営戦略」ということを教えて下さったとのことです。 今やゼオライトの人への応用に関して数多くの研究をしている会社で、研究レベルは日本でトップクラスです。「ニッチでトップの経営戦略」を目標に次は世界を相手に熱く突き進んでくれると感じました。
取材・記事:渡辺 正仁氏(㈲丸之工務店・富士支部)
取材:畑中 和弘氏(ハタナカ特急便・富士支部)