【逸品】地域連携が生んだ廃棄物コンテナ ㈲富士清掃センター 代表取締役 大竹 政彦氏(富士支部)

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【逸品】地域連携が生んだ廃棄物コンテナ

会員企業名 ㈲富士清掃センター 設立 1987年10月
会員名 大竹 政彦 業種 廃棄物処理業
所属支部 富士支部 従業員数 正規4名 パート1名
会暦 2009年3月入会 事業内容 産業廃棄物処理業、一般廃棄物処理業

今回の「私の逸品」は、富士支部長 大竹政彦氏が代表取締役を務める㈲富士清掃センターの、廃棄物を入れるコンテナです。

このコンテナは、富士支部の伊藤博之氏(天母鋼業㈱)が本体を造り、同じく富士支部の大石智一氏(㈱大成社)が塗装をおこなっています。
仲間を大切にする大竹氏ならではのコラボの逸品なのです。

既製品のコンテナでは長持ちせず、すぐに塗装が剥がれ錆が出たり、強度が足りずに曲ってしまったりと沢山の問題点がありました。このことを大竹氏が富士支部グループ会で話したところ、支部の会員さんでオリジナルを造ることを思いついたそうです。
その時に大竹氏は「同友会の仲間だから安心して仕事を頼める」と思ったそうです。

コストパフォーマンスは非常によく(既製品は破損しやすく見栄えが悪くなるのが早い)、さらには頑丈なものをオーダーで造ることができるので、欲しい場所にフックをつけたり、荷重がかかるところを補強したりと、使いやすく長持ちするものが出来上がるそうです。

コンテナを見せてもらったところ、すごく驚いたのが、ざらざらした内側の塗装でした。
特殊な塗装を施しているということで、キズに強く、既製品だと内側の衝撃で外側の塗装面にヒビが入ったりするのですが、この特殊塗装だとヒビが入ることがなく塗装もコンテナ自体も長持ちするそうです。

このコンテナは、お客様の所に置いて廃棄物を入れるのに使っていただくものです。㈲富士清掃センターの理念は「きれいなごみや」ですが、その理念に基づいてのきれいで頑丈なコンテナを送り届ける大竹氏の心意気と、大竹氏だからこそ同友会の仲間が協力してくれる、そんな理想的な関係をうらやましく思いました。

最後に有言実行の大竹氏、今年度にもう一人、正社員を増やすとのこと。
今後のますますの発展が楽しみです。

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取材・記事 渡邉 正仁氏(㈲丸之工務店・富士支部)