指針成文化で見えた自分の生きる道~富士宮支部5月例会~

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宇佐美健介氏(㈲エージェントうさみ)の報告でした。同氏は2005年4月に同友会に入会し、同友会3つの目的「自主・民主・連帯」の精神を学び、自分の経営とは何か?と自問した際、経営の根本的な考え方がなかったことに気づかされます。その後、富士宮支部の経営指針研究会に3年間かけて参加し、自社の経営指針を創りました。自身は勿論、同友会の報告の際には社員も同席し浸透するようにしたところ、社員の行動に良い意味で変化が生じていきました。また、2017年11月の新社屋完成時に社員だけでなく、取引先も招き経営指針発表会を開催し、真摯に自らの人生を自社に向き合うことの大切さを訴えました。その結果、取引先からの信頼も一層深まり、協力してくれるようになりました。

バズセッションは「自社の持つ役割を理解していますか?」をテーマに、参加者それぞれが、自社が選ばれる理由や強みを振り返り、改めて地域に必要とされる企業づくりを考えるきっかけとなりました。本例会の最後には「至誠にして動かざるもの、いまだこれあらざるなり」という言葉で締め、同友会の仲間からいただいた言葉も大切にしているという報告もありました。

草ヶ谷 健太郎氏(草ヶ谷燃料㈱・富士宮支部)