カテゴリー:浜松支部
「中小企業の事業継承」をテーマに杉山功氏(㈱スギヤマ・浜松支部)と伊藤義康氏(イトウシャディ㈱・榛原支部)が報告を行いました。
昭和47年に設立した㈱スギヤマの杉山功氏は2代目経営者として41歳で代表取締役に就任しました。社員と共に成長する会社づくりをめざすために、経営理念や社訓、また従業員心得を成文化して社員と共有できるようにしています。また地域に根ざした企業になるために「ちゃっと便」など新規事業の展開を行い、他社と差別化を図っています。「人と地球にやさしい運転」。ゆとりある運転や静かな安定走行を常に心がけています。最後に、「同友会を通してより一層の自己革新で良き経営者をめざします」と決意を表明しました。
贈答用ギフトの店舗を経営するイトウシャディ㈱の伊藤義康氏は3代目代表取締役に就任して3年。この期間で様々な危機や困難の壁を報告しました。そんな中、同友会に出会い6期創る会で経営指針を作成しました。創る会の宿題をやるために同じ榛原支部の受講生と日付が変わるまで悩んだこともあったと振り返りました。社員一人ひとりがやりがいを持てる組織づくりやお客様との絆を強くすることを重点に置いています。お客様アンケートのハガキも改善を重ね、自社の弱みや強みを見つけられるようになりました。