「必要だからやるんだ」+αの経営・「ぶつかった時がチャンス」自らが変わる努力の継続により同じベクトルへ進む~浜松6月例会~

カテゴリー:浜松支部

6月27日(木)曳馬公民館で浜松支部6月例会が行われ、浜松支部長の永井忍氏(社会福祉法人復泉会)と副支部長の須山由佳子氏(㈲キャリア・アップ)が報告しました。

 

永井氏は障がい者福祉事業を行っています。障がい者を雇用している理由について、「幼いころから障がいのある人と関わり、個々を育てたいという気持ちになっていった。安心して生活できる場を提供したいと思っている」と話しました。会社設立当時は障がい者福祉へ理解を示す人が少なく、約10年試行錯誤をして周囲の理解・協力が得られるようになりました。現在は60個ほどの業務を利用者さんが分担して行っています。またステップアップした経営を行うために会社の5ヶ年計画を立て、目標を社員と共有しています。

 

須山氏は人材育成の仕事を中心に研修やセミナーを行っています。「職場の円滑なコミュニケーションが社員のやる気を引き出す」と須山氏は言います。自身が社員と意見がぶつかったときは、まず社員の意見を聞き、そして自分の想いを伝えるようにしています。第8期経営指針を創る会を受講し、現在は経営理念を社内で共有しています。社員はパートナーであり、共に創り上げる精神を大切にしています。今後も理念に基づいた経営を行い、価値観を共有して本音を言える関係をつくっていきたいと報告しました。