会社成長の要因 ~理念経営と同友会の学び~

カテゴリー:三島支部

保険代理店として、7期目を迎えるバリュー・トーカイ㈱代表取締役の高木基氏(同友会三島支部長)。前職の運輸会社で培った理念経営と、同友会の仲間から学んだ成功失敗の実体験をもとに、会社の成長要因を語りました。

業界では確信的な顧客サービスをはじめ、“走りながら考える”や“一歩前へ”の企業理念から、自社経営に於いても、新たな市場を創造し、実行、そして実現していくことを学びました。「無理だと言われることは案外無理ではないことが多い。やっているうちに打開策や解決策が見つかる」と高木氏は言います。

同社では、業界で数少ない14社の多彩な保険商品を取り扱い、顧客のニーズに沿える提案体制でいます。また雇用形態は成果給の歩合制ではなく、かつ社会保険適用、長く働ける環境づくりにも取り組んでいます。

6年間増収の成長経緯を語りながらも、過去の住宅ローン事業の失敗も語りました。当時葛藤する高木氏は、同友会の仲間に相談することで、その事業から引く決断を得られました。失敗要因を分析し、今後の事業展開に生かすことで、より自社経営のめざす道が明確になりました。

例会には金融機関をはじめ多数の会員外ゲストが参加いただき、高木氏から“中小企業家同友会とは?”も説明しました。三島支部では次月から通常例会と特別例会の2回を定期開催して、三島地域を支える地元企業経営者に、同友会の取組みを伝えていきます。