【シリーズ羅針盤】2012年10月第17回 内田和也氏(司工業㈱)

カテゴリー:経営指針

『やった!!会社が変貌していく。』私は経営指針を創る会に参加して良かったと実感しています。
私は平成21年5月に代表取締役に就任して同友会に入会、そして次の月には、何か見えない力に惹かれるように、第6期経営指針を創る会で勉強を始めていました。
経営指針をつくる会での受講は、スタッフの方々、先輩方、受講生同士の助言のおかげで、自分の経営の考え方や事業の方向性が、はっきりと見えて来るようになり、社長になって揺らいでいた細い柱が、一気に、硬く太い柱に成長していきました。
表面上だけの経営者が、社員、製品、地域、お客様を想う気持ち、会社を想う気持ちも変わっていきました。
最初は、指針書に基づいた事業の展開は、自分のイメージ通りには行きませんでした。
やはり指針書通りの事業の遂行はむつかしい…。社員への理念の浸透が進まない、震災の影響なのか、自分に足りない物が多すぎるのか?しかし、私には創る会での大勢の先輩方、一緒に指針創りに励んだ6期(ロッキーズ)の仲間達がいました。創る会を思い出しては、諦めずに頑張る!その一点張りで今も頑張っています。
会社が少し変わってきていることは感じていましたが、指針書で気になっていた事を変えてみました。まずは、朝の理念の唱和をやめて、行動理念の唱和(5S、報連相)に変えました。そして、創る会で作った経営指針書の理念の一部を、変えました。また行動指針、行動の心得を追加して、朝の朝礼では唱和の後に、社内全員で握手会等、指針創りの勉強を持続しながら経営指針書を変更しています。
就業中の社内は明るくなり、社員たちのやる気を感じるようになりました。現場工事も自分自身が出かけなくても、スタッフだけで施工してきます。震災の影響も少なく済んで、事業も順調に進んで来ています。
事務所に飾ってある社内のスナップ写真は、社員の笑顔で溢れています。これは私の宝物になりました。
私は創る会で勉強したからこそ、変貌した。そして指針書が、次のステップに以降できたと思っています。経営の難しさ、指針書の大切さを創る会で学んで会社が変わり、自分を変えて頂いた経営指針を創る会に感謝です。